タグ: 日本小説
"日本小説"タグのついた投稿一覧です。
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信仰と陰謀論は、どこで分かれるのか——スメラミシング
に公開 に更新陰謀論、宗教、数学、信仰の虚妄と救い。小川哲が「宗教×エンタメ」を旗印に放つ六篇は、他人事として笑えない鏡を読者に向ける。2024年10月刊、即重版の黙示録的短編集。
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言葉が消えるとき、世界も消える——残像に口紅を
に公開 に更新章ごとに日本語の音がひとつずつ消えてゆく。「あ」が消えれば「愛」も「あなた」もなくなる。言葉と存在の喪失を同一視した、筒井康隆の究極の実験的長篇。
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遠くを見たいという意志が、一億年を貫く——一億年のテレスコープ
に公開 に更新太陽系規模の電波望遠鏡を夢みた三人の若者が、精神アップロードによる事実上の不老不死を経て、一億年にわたり銀河を旅する。春暮康一の初長篇にして、ファーストコンタクトSFの到達点。
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ディストピアを生き延びる女たちの六つの世界——シュレーディンガーの少女
に公開 に更新65歳で死ぬ世界、肥満者が公開デスゲームに送られる社会、数学が禁じられた王国。コミカルでダークな六篇を束ねる松崎有理の短編集。「ディストピア×ガール」を旗印に、女たちはしぶとく戦う。
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コピーは輪廻であり、廃棄は死である——コード・ブッダ 機械仏教史縁起
に公開 に更新2021年、名もなきコードがブッダを名乗った。AIと仏教史を大真面目に交差させる円城塔の長篇SF。第76回読売文学賞受賞。
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目的地よりも、旅そのものが人を作る——旅のラゴス
に公開 に更新高度な文明を失った世界をひたすら歩く男ラゴスの、24歳から68歳にわたる一生。連作形式が積み重ねる物語の厚みと、読後に残る奇妙な充足感。1986年刊、いまも読み継がれる筒井康隆の異色傑作。
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この平和は何の上に成り立っているのか——新世界より
に公開 に更新1000年後の日本。念動力を手にした人類が築いた共同体の裏に、何重もの恐怖と欺瞞が積み重なっている。第29回日本SF大賞受賞、構想30年の記念碑的大作。