目次
1. メモ
- noteのユーザー名を、「ゆきむら|ニュース解説アトリエ」から、「ゆきむら|5分でわかるニュース!」に変更しました。
- そもそもの話、個人的にnoteにおける投稿物の扱いは、アトリエ的なあったかふわふわな、どちらかというと成果物を散逸化させていきたい方向性にしてぇという欲求があったのですが、たまには意味のあることをしてもバチは当たらんやろってことで、ビジネスパーソン向けに構築することにしたのです。
- 直線でゴールに向かうというよりかは、回り道してたらいつの間にか進んでいた。っていうのが、わたしは好き。なんか、人生に常に無駄を部分を欲しています。持久力を鍛える的な?
- 投稿用のサムネクオリティがうんち💩なので、このあたりは、おいおい真面目に更新していきたい所存。やる気の問題。
2. 時事オピ
【3】「トランプ・ゴールドカード」の受付開始 1億5600万円でアメリカの永住権を獲得 ウェブサイトで申し込み
《概要》アメリカのトランプ政権は、外国人が100万ドル、およそ1億5600万円を支払えば永住権を獲得できる新たなビザ「トランプ・ゴールドカード」の受付を開始したと発表しました。
《解説》
まるでアメリカンドリーム。ただ、本当に永住権が保証されるわけではないので、「トランプブランドの一部を所有している」という感覚に近い。
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【2】【独自】年収の壁、自民案「168万円」 26年、物価上昇率基に引き上げ
所得税が生じる「年収の壁」の引き上げに関し、自民党が検討している見直し案が11日、判明した。壁を構成する「基礎控除」と「給与所得控除」の最低額を、それぞれ直近2年間の消費者物価指数上昇率を基に2年に1回引き上げる。2026年の年収の壁は現行の160万円から8万円増の168万円に上がる計算になる。
《概要》年収の壁対策より恒久減税(基礎控除拡大、消費税見直し)が家計支援に有効で、物価高下の広範負担軽減につながります。壁緩和は労働促進優先ですが、税収影響小で本格家計救済策に劣ります。
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【1】米禁輸の先端半導体使用か AI開発で中国新興企業
《概要》国の新興企業「DeepSeek(ディープシーク)」が、米政府が対中輸出を禁じている米半導体大手エヌビディアの最先端人工知能(AI)半導体「ブラックウェル」を使ってAIモデルを開発していると米メディアが10日、報じた。
《解説》
トランプ政権はH200輸出を一部許可しましたがBlackwellは厳禁。中国国産チップ(Huawei Ascend等)は訓練能力不足で、企業は米技術依存を続けています。過去にはH100密輸の事例もあり、秘密流出・サプライチェーン脆弱性が露呈。米中AI競争激化で、規制強化でも抜け穴残り、中国の軍事AI進展リスク増大してますね。
3. 【5分で解説】1億5000万円で「自由」を買う時代? トランプ・ゴールドカードの正体
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ども。ゆきむらです。いままでの投稿内容を踏まえ、サブタイトルを「ニュース解説アトリエ」から、「5分でわかるニュース!」に変更いたしました。忙しいビジネスパーソン向けに役立てていただければ嬉しいです。A / Bテストとか踏まえて効果検証したほうがよさそうな気もしますが、あまり肩肘張らずにコツコツやっていきたいと思います。ではでは本編へどぞ↓
アメリカでまた話題のニュースが登場しました。トランプ・ゴールドカード。価格はおよそ1億5600万円で、特典はアメリカの永住権だと言われています。まるでアメリカンドリームを、努力ではなく決済で手に入れられる時代になったかのような話です。
このカードの仕組みは、アメリカ政府が設けているEB-5投資永住権プログラムという制度をもとにしています。一定額を投資し、そのお金が現地で雇用を生み出せば、永住権の申請ができるという合法的な制度です。ただ、トランプ氏はこの枠組みをそのまま「投資商品」としてではなく、自身のブランドで包み直しました。いわば「投資」ではなく「トランプ体験」として売り出している、と言ったほうが近いかもしれません。
特典には、トランプ関連施設の優先利用やイベント参加なども含まれているとされます。トランプ氏を支持してきた人や、あの世界観に魅力を感じている人にとっては、政治の象徴だった人物の生活空間やコミュニティに、ほんの少し足を踏み入れられる特別なパスのようにも映るでしょう。単なる投資ではなく、「ブランドの内側に入る」感覚をセットで売っているわけです。ビジネス、信仰、政治をここまで自然に混ぜ合わせ、一つの商品にしてしまう発想は、やはり彼らしいところだと感じます。
とはいえ、このカードを持ったからといって、本当に永住権が保証されるわけではありません。アメリカ政府が公式に認めたカード商品というわけではなく、実際の審査や手続きには多くの不確定要素が残ります。制度上はEB-5を通じて永住権に「申請」できる可能性がある、というだけであって、「カードを買えばほぼ自動的に永住権が手に入る」とは言えません。つまり、1億5000万円で手に入るのは、アメリカ永住の確証ではなく、「トランプブランドの一部を所有している」という感覚に近いのかもしれません。
それでも、このカードに惹かれる人が出てくるのはなぜでしょうか。おそらくトランプ氏が売っているものの本質が、永住権そのものではなく、「お金で自由を買える」という物語だからです。本来であれば、キャリアを積み、スキルを磨き、時間をかけて築いていくはずだった「自由度の高い生き方」や「好きな場所に住む権利」が、高額ではあっても、一気にショートカットできるように見える。努力よりも支払うことで夢を近づける、という発想は、忙しく働く現代人の心理に確実に刺さります。
仕事に追われ、将来の不安を常に抱え、じっくり準備する時間も心の余裕もない。そんなとき、「お金さえ払えば、別の人生の扉が開くかもしれない」という選択肢は、非現実的に見えて、どこかリアルでもあります。時間をかけて積み上げるリスクを取るよりも、まとまった金額を払って一気に状況を変えたい、という気持ちは、多かれ少なかれ誰の中にもあるのかもしれません。
1億5000万円で自由。言葉だけ聞けば笑い話のようですが、その値札を本気で信じたり、少なくとも一瞬は心が揺れたりする人がいるのが、今の世界です。トランプ氏はそこに、政治家としての知名度と、エンタメの文脈で消費される「トランプ像」と、アメリカという国が持つブランドイメージを重ねて、一つの「物語付き商品」として提示しているようにも見えます。
結局のところ、このカードは、アメリカという国そのものを商品としてパッケージングした一例なのかもしれません。努力や積み重ねではなく、課金とブランドで夢をショートカットしようとする発想。それを揶揄しながらも、どこか魅力を感じてしまう私たちの感性。それらすべてを含めて、トランプ・ゴールドカードというニュースは、いまの資本主義と、私たちの疲れた心を映す、ひとつの寓話のように思えます。
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