目次
1. メモ
- 職場で理不尽にキレられることが多くてストレス
- 下げたくない頭を下げるものほどイヤなものはない
- マルちゃんの「おそば屋さんの鴨だしそば」がめっちゃうまい。鴨だしは安定やね
2. 時事オピ
お正月にはデジタルデトックスを 成功のカギは「家族公平」に
通勤電車の電車内や食事中、果ては深夜の寝床まで、気が付くと手に取っている。いくら便利とはいえ、一日の大切な時間をスマートフォンなどのデジタル機器に支配されてしまっていないだろうか。
寝る前は特に、スマホを見ないと寝つきがよくなる気がする。光の影響って強いんよなぁ。
3. お正月こそ家族全員でスマホを置いて脳を休ませよう
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家族が集まるお正月は、日ごろ手放せなくなっているデジタル機器から少し距離を置き、デジタルデトックスを試す絶好のタイミングです。日本デジタルデトックス協会理事の森下彰大さんは、この取り組みでいちばん大切な原則として、家族全員が公平にデジタル機器を手放すことを挙げています。この視点は、いまの家庭が抱えるデジタルとの向き合い方に対して、実践的なヒントをくれるものだと感じます。
そもそもデジタルデトックスは、デジタル機器を完全に断つことではありません。一定の期間、意識的に距離を置くことで心身のストレスを減らし、現実の会話や自然とのつながりを再確認する試みです。森下さんも「デジタルを完全に手放す必要はない。肝心なことはお休みするということ」と述べており、完全な遮断ではなく、適度な休息を取ることの重要性を伝えています。
SNSやゲームは、利用者が夢中になるように設計されています。操作しているあいだ、私たちの脳は大量の情報を処理し続けるため、気づかないうちに疲れがたまってしまいます。だからこそ、たとえ3分でもスマートフォンを置いて脳を休ませるだけで、気分がすっと軽くなり、ストレスが減る効果が期待できます。
いま世界では、子どものスマートフォン利用に関する議論や規制が広がっています。欧州やオーストラリア、アメリカなどでは、脳の発達やメンタルヘルスへの影響を懸念して、法的な制限を設ける動きが進んでいます。発達の途中にある子どもの脳は、感情をコントロールする領域がまだ十分に育っていないため、大人よりも依存に傾きやすいとされています。毎日長時間スマートフォンを使うことで脳の発達に影響が出る可能性を示す研究も報告されており、子どもを守るための対策は急務だといえるでしょう。
ただ、家庭でデジタルデトックスをしようとしたとき、もっとも大きな壁になるのは、家族の間に生まれる不公平感です。森下さんは「みんな公平に手放しましょう」と提案し、その理由を「子どもにとって、自分に注意を向けられているかどうかが重要です。それがなければ、フィードバックがすぐに返ってくるデジタルの世界に行ってしまいます」と説明しています。親が仕事を理由にスマートフォンを手放さず、子どもにだけ制限を求めると、子どもは強い不公平感を抱きます。その瞬間に、ルールの意味が薄れてしまうのです。
この不公平感の問題は、研究でも指摘されています。親が子どもと一緒にいるときにスマートフォンなどの機器を使っていると、子どもと向き合う時間が減り、子どもが問題行動を起こしやすくなることがわかっています。親がテクノロジーに気を取られて対応がおろそかになるほど、子どもは自分が後回しにされていると感じやすくなります。自己肯定感が揺らいだり、人との関わり方を学ぶ機会が減ったりする可能性もあります。子どもが、親にとってスマートフォンのほうが自分より大事なのだと受け取ってしまうと、その影響は心の発達に大きく響いてしまいます。
日本国内の調査でも、多くの人がスマートフォンへの依存を自覚しており、子どもたちのネット利用率も非常に高くなっています。こうした状況で、子どもだけに厳しいルールを課すのは現実的ではありません。家庭でのルール作りでは、子どもの意見も取り入れながら、一緒に考えることが大切です。親が一方的に決めるのではなく、話し合いの中で、どうすれば続けられるかを探る。そのプロセスが、子どもの納得感を高めることにつながります。
デジタルデトックスを続けやすくする方法として、森下さんはアナログな遊びに家族全員で取り組むことを勧めています。外でボール遊びをしたり、カードゲームをしたりすると、年齢を問わず参加しやすい。協力して遊ぶ時間は、自然と会話が増え、家族の一体感も生まれます。カルタやすごろくのような遊びは、世代を超えた交流をつくり、祖父母から孫へ文化が手渡されていく場にもなります。画面の中ではなく目の前の人と笑い合い、同じ遊びに夢中になることで、デジタルだけでは得られない思い出が残り、子どもの心と体も豊かに育っていくはずです。
お正月のあいだに少し休んで、また元の生活に戻ってしまうだけでは、もったいないとも感じます。森下さんは、中国の古い詩人がよいアイデアが浮かぶ場所として挙げた三つの場所の話を引き合いに出し、ぼんやりする時間が脳の整理につながると語っています。デジタルデトックスは単なる休息ではなく、考える力や創造力を取り戻すための行動でもある、ということだと思います。何もしない時間をあえて作ることで、仕事や勉強のパフォーマンスが上がるという話にも、うなずける部分があります。森下さんの「この一年、仕事や学業のパフォーマンス向上のために、どこか一か所、スマートフォンを持ち込まないことを目標にしてみてはいかがでしょうか」という提案は、すぐに始められる具体策として現実的です。
家族全員で公平に取り組むことは、単なるルールの問題ではなく、子どもの安心感や家族の信頼関係に関わるテーマです。親がスマートフォンを手放さずに子どもにだけ制限をすれば、子どもは親の行動を見て学ぶ機会を失い、適切な距離感を身につけにくくなります。逆に、親が自分で距離をコントロールする姿を見せれば、子どももその影響を受けて行動を整えやすくなります。親のふるまいが、いちばん説得力のある手本になるということです。
実践するときは、完全に禁止するのではなく、生活の中にメリハリをつける工夫が役に立ちます。食事中や寝る前の1時間は触らないと決めたり、家の中にスマートフォンを持ち込まない場所を作ったりするだけでも、空気が変わります。週に一度、家族全員でスマートフォンを使わない日を決めて、その日は公園で遊んだり一緒に料理を作ったりするのもいいでしょう。スマートフォンがなくても楽しい経験を積み重ねることが、依存を防ぐ土台になります。小さな工夫を続けることで、脳の疲れを取り、長く健康を保つことにもつながっていくはずです。
お正月という機会は、デジタル機器に浸った日常から少し離れ、家族との会話を増やすチャンスです。ただ、それがうまくいくかどうかは、親を含めた家族全員が公平にルールを守れるかにかかっています。子どもだけに負担を押しつけるのではなく、大人も一緒に取り組む。その姿勢があって初めて、心のリフレッシュや家族の絆を深めるという目的に近づけます。まずは大人から、スマートフォンを置く時間を作ってみる。そこから、家族みんなの心地よい時間が少しずつ戻ってくるのだと思います。
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