著作権法の不備が放置されたまま
無断生成のAIボイスを聞いた人気声優「覚悟していたが、不気味だった」…声には著作権の保護及ばず
無断生成のAIボイスを聞いた人気声優「覚悟していたが、不気味だった」…声には著作権の保護及ばず(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
アニメ「進撃の巨人」のエレン役などを務める人気声優の梶裕貴さん(39)=写真、事務所提供=は数年前、AI(人工知能)が生成した自身の声が歌う音声をネットで聞いた。許可した覚えはない。「仕事の性質上

概要無断生成AIは声優にとって死活問題だ。だが、音声には著作権の保護が及ばず、声をAIに学習させることは違法とされない。18年の著作権法改正でも、著作権者の許諾なしでAIに著作物を学習させることが認められてしまった。音声業界などは許諾を必須とするよう、著作権法の再改正を求めてきたが、法の不備は放置されたままだ。
経済産業省は今年、無断生成AIで起こす目覚まし時計の製造・販売などが、正規品と混同させるような行為を禁じた不正競争防止法に違反する恐れがあるとする判断を公表した。
音声に著作物の保護が及ばないのは結構なぞ。そりゃあ、著作権法を拡大解釈されて、無秩序な AI 活用が広がるに決まってるでしょ。権利侵害の程度を評価するのは難しいだろうけど、正しい AI 活用がされてほしいわね。